ニシヤマ研究所

思いついたことを研究する大学生のブログ

第五話『戦士』(お料理研究会:ブリ大根)


ニシヤマ「俺が『爆裂ブリ大根隊長』で、

こいつが『超高額大根』ってやつだ。」

 

ブリ「は・・・?」


ニシヤマ「ブリ…、お前が大根と一緒に煮えてくれるなら…、

俺はもう…、酒のツマミに困らずに済むんだ、わかるだろ?」


ブリ「は!?いや待て、全然わかんねえぞ!?」


ニシヤマ「だから!こいつと一緒に煮えてくれって言ってんだよ!

急な話でスマンが、今からだ。」


ブリ「…。

お前さぁ、疲れてんだよ。

なぁ…?ダイコン…。

こうなってもおかしくないくらい、大変だったんだろ?」

 

ダイコン「あ…あぁ…そうだよ!ニシヤマは疲れているんだ!」


ニシヤマ「…。」


ブリ「大体なぁ~!お前がブリ大根を作りまくった

『爆裂ブリ大根隊長』なら、

なんで、こんな真夜中に作らなきゃなんねえんだ?

あれ、死ぬほど時間かかる、しかも冬の料理だろ…?

旬でもねえのに、そんなこと言って、俺が

「はい、煮えます」って頷くわけがねえだろ。」

 


ニシヤマ「…。

そうか…、

その通りだよな・・・。

何を考えているんだ…、俺は・・・。

本当におかしくなっちまったのか・・・。」


ブリ「とにかく、冷蔵庫に戻るぞ…。」

 


ニシヤマ「…。


きっと…、

 

青森(ここ)で長く自炊(つくり)すぎちまったんだな…。

 

新鮮な食材に囲まれて…。2年も暮らしたせいだ…。

 

俺はガキで…、何一つ知らなかったんだよ…。

 

こんな旨い料理があるなんて知らずにいれば…。

 

俺はこんな半端なクソ野郎にならずに済んだのに…。」

 

ブリ「…?」

 

ニシヤマ「もう俺には…、何が正しいことなのかわからん…。」

 

ニシヤマ「ただ…、俺がすべきことは、

自分の経験や選択したレシピに対し…、


戦士として…、最後まで責任を果たすことだ!」


ブリ「…!?」


ダイコン「ニシヤマ…!!やるんだな!?今…、ここで!!!


ニシヤマ「ああ!

料理は今!!

これに決める!!

 

ブリ「ニシヤマ…、ダイコン…。」

 

ブリ「この…、

うらぎりもんがぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!」

 

 

」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」

 

 

はい、とんだ茶番でした。

 

元ネタがわからない人にとっては苦痛でしたね。

 

すみません。

 

ということで、ニシヤマ研究所、お料理研究会。

 

記念すべき初回は煮物の王「ブリ大根」、

 

しっかり作っていきますよ。

 

f:id:LABO_Nishiyama:20180427235150j:plain


【食材】

ブリ(あら) 2パック
大根 1本

【調味料】


昆布醤油
砂糖  
顆粒だし
しょうがチューブ
・・・・全部適量(細けぇこたぁいいんだよ

 

 

 


まず、ダイコンの下処理をしましょう。

 

洗って、2、3cmに輪切りして、皮向いて、面取り!

 

 

f:id:LABO_Nishiyama:20180427235221j:plain

 

f:id:LABO_Nishiyama:20180427235323j:plain

 

簡単ですね。

 

ココで時短術。このまま煮ても染みるのに時間がかかるのでひと工夫。

竹串でメった刺しにします。こうすることで表面積が~云々。

 

f:id:LABO_Nishiyama:20180427235407j:plain

 

次にタッパーかなんかにダイコンを入れて水を入れます。

浸るか浸らないかくらい?んでもって米粒をパラパラ。匂消しです。

レンジで10分くらいチン!「下茹で」ってやつですな。

f:id:LABO_Nishiyama:20180427235443j:plain

 

その間にブリの下処理もしちゃいましょう。


ブリの下処理は簡単です。

ブリのあらを熱湯にくぐらせましょう。

f:id:LABO_Nishiyama:20180427235517j:plain


くっさ!!!!

f:id:LABO_Nishiyama:20180427235553j:plain

 

灰汁すご!

これで煮崩れ防止。と、生臭さを消します


さーて次々!

 

 


鍋に水600mlくらい?いれて、ブリと大根、しょうがチューブをぶち込みます。

 

f:id:LABO_Nishiyama:20180427235709j:plain

 

とおもったらしょうががねえ!!

 

あとでいれよ・・・。

 

f:id:LABO_Nishiyama:20180427235934j:plain


・・・・。

きゃ、キャパシティとは????

ええいままよ。、

ともどもぶち込んで点火!

 

 

あ、味付けしますか、

 

僕は昆布醤油がすきなのでそれをベースにしたいと思います。

 

ドボドボ。

 

味見。

 

どぼぼ、

 

味見。

 

イイ感じ。

 

 

どぼぼぼ

 

砂糖


どばさあ

 

顆粒だしバサッ

 

味見。

 

f:id:LABO_Nishiyama:20180428000102j:plain

 

・・・・。

まあこんなもんやろ!

 

あ、しょうがいれないと・・・。

f:id:LABO_Nishiyama:20180428000138j:plain

 

えいや。

 

 

 

暫くに煮て

灰汁が出てこなくなったら…。

 

f:id:LABO_Nishiyama:20180428000206j:plain


落し蓋をしてまたしつこくじっくり煮ます。

 

f:id:LABO_Nishiyama:20180428000231j:plain

 

大根がまあまあ茶色くなったら

 

火を止めて

 

放置!

 

冷めるときに味が染みていくんだとか。へー。

 

ダイコンに味が染みたら完成!


僕はビタビタにしみてるのが好きなので

このまま朝まで放置しま~す。


おいしくなあれ~。